小型核融合炉の実用化ですか

ロイターの記事ですが、アメリカのロッキード・マーチン社が10月15日に「10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した」そうです。
核融合炉については、さまざまな研究機関が実験を行っていますが、実用化の話はあまり出ていなかったように思います。
以前にキアヌ・リーブス主演の映画「チェーン・リアクション」(1996年)を見ましたが、新エネルギー開発の妨害工作の話が出てきました。核融合に関しても原理的に実用化が可能であっても、さまざまな方面に大きな影響があるので、技術的なことより政治的な問題で実用化が阻まれていたことはあると思います。
今回の話が本当であるならば、核融合炉が実用化しても大丈夫な状況が、国際的にも、ある程度整ったということなのかもしれません。

9月22日に石油財閥のロックフェラー(Rockefellers)が化石燃料に対する投資を止めると発表しましたが、この動きも核融合炉実用化の話と連動しているのかもしれません。

ロイター 2014年 10月 16日
ロッキード、10年以内に小型核融合炉実用化へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0I509K20141016

AFPBB News 2014年09月23日
ロックフェラー兄弟財団、化石燃料投資から撤退宣言
http://www.afpbb.com/articles/-/3026745